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金融

金融業界では世界規模で制度改革が進行し、業務分野規制の緩和や業務範囲の拡大が進められています。日本においても、この波によって総合金融サービス業をめざしたグループ形成が活発化し、金融機関の統合・再編が進められています。

さらには、金融商品・サービスの開発・販売体制の再編、非金融業の銀行業への参入など、今までにない新たな競争が始まっています。日立コンサルティングでは、新たな総合金融サービスに向けた羅針盤として、金融業へのコンサルティングサービスをお届けします。

また、金融は「世界経済の血液」と言われている通り、24時間365日停止することは許されません。

お客さま目線で安心して利用いただけるサービスの確立を実現するため、日立グループが築いてきた基幹システム、チャネル・システム、情報系システムなど、金融機関におけるさまざまな実績とノウハウを活用して新たな価値創造と課題解決をご提供します。

金融業界が直面する課題

加速的な変化の時代を迎えている金融業界では、さまざまな環境変化やユーザーニーズの多様化により、既存の枠組みを超えた金融サービスが創出されており、大きな構造の変革が求められています。

金融業界が直面する課題

  • サービス提供に必要なリソースの多様化に伴い、
    それらをマネジメントするルールも変化
  • 既存の金融業界の枠組みを超えたサービスの再構築が加速

金融ビジネスの変化

ITの革新が金融業界にも波及し、金融サービスのさまざまな分野でアンバンドリングが進んできました。
最近では他業種による金融機能を代替するサービスも現れ、伝統的な金融業界の垣根を超えた新しいサービス構築(リバンドリング)が進みつつあります。

金融ビジネスの変化

これからの金融ビジネス

アンバンドリング化の進展やICTの革新により、業態・業種を超えたサービスの創出が容易となります。
各社の経営戦略と顧客ニーズに応じ、モジュール化された事業やサービスを取捨選択し、スピーディに再構成(=リバンドリング)することが、金融ビジネスにおける新規サービス開発の成否の鍵になると日立コンサルティングは考えています。

従来の業界の枠組みを超えた金融ビジネスの展開イメージ

従来の業界の枠組みを超えた金融ビジネスの展開イメージ

リバンドリングの動き その1(流通業者)

クラウド型モバイルPOS:
流通業者の売上管理とB2C決済を、モバイル端末を通じ、クラウド決済事業者が代行。
トランザクションレンディング:
流通業者毎に蓄積された売上情報を基に、貸出限度額や利率などの与信条件を瞬時に判断。

リバンドリングの動き その1(流通業者)

リバンドリングの動き その2(保険会社)

医療保険の細分化:
遺伝子情報や、喫煙・飲酒等の嗜好性、各種デバイスで取得したヘルスデータ(心拍、血圧、体温等)の利用。
個人別の保険商品の開発:
カーテレマティクスや各種デバイスで取得した一次データ(走行距離、運転頻度・時間、体調と走行時状況の変化など)を分析し、個人最適な保険商品を提供。

リバンドリングの動き その2(保険会社)

日立コンサルティングのサービス

リバンドリング化のプロセスでは、カタログ化(事業やビジネスのモジュール単位での整理)、モジュール化による創出価値の仮説検証、各モジュールをサービスに統合させる実装技術が欠かせません。
日立コンサルティングは、金融ビジネスのさまざまな知見、業種をまたがるネットワーク、日立グループの先端技術をエンジンとして、金融ビジネスの協創に向けた変革オリジネーターとしてお客さまの事業拡大に貢献します。

主な活動実績

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