知識経営ルネサンス~古くて新しい経営資源の利活用~

知識経営は新しいテーマではなく、Knowledge Management Toolも少なくないが、経営手段として定着してはいないようだ。一方で、高齢化社会の急速な到来による知識やノウハウの散逸、高まる人材流動性、また画一性より多様性を評価する人財価値シフトなどによって、Know-HowだけでなくKnow-Whoが重要になってきている。同時に、WEB2.0に代表される情報技術の進展も著しく、扱える情報・知識の範囲や収集手段は飛躍的に拡大・向上している。

筆者は、「企業知」を成形されたドキュメントだけではなく、企業活動全般で発生する全ての情報と捉え、経営3要素(ヒト・モノ・カネ)に追加すべき第4の要素と位置づけている。コラムを通して、様々な角度から「情報・知識・知恵」の重要性を検証しつつ、時として、具体的な取組みにも言及していく。

生産性向上とコスト削減の追及に偏りがちなこれまでの経営に対し、「企業知」創出と利活用による知識経営こそがイノベーション経営そのものであることを伝えていきたい。

土田 修己(つちだ のぶき)

シニアマネージャー

1992年、株式会社 日立製作所入社。システム開発研究所勤務の後、ビジネスソリューション事業部にてITコンサルティングを推進。2002年より、日立グループ約20社横断のナレッジマネジメントPJにて中核メンバーとしてリーディング中。

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