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インテリジェント都市空間の創造のため
世界のIT企業が協業へ

ロンドン−2012年5月4日

Hitachi Consulting × Living PlanIT

(本資料は、英国Living PlanIT SA社が発行したニュースレターの抄訳です)

大学・科学担当大臣の出席のもと、
グリニッジ半島において提携に関する覚書の調印式を開催

「スマートシティ」向け都市オペレーティング・システムの開発で世界をリードするLiving PlanIT SAは昨日、世界の大手IT企業5社とパートナーシップを結び、Living PlanIT社の「Urban Operating System」を基軸としたスマートシティの建設を支援する、高度なアプリケーションの開発協力に関する覚書に調印したことを発表しました。

覚書は、グリニッジ半島にあるデジタル・エンタープライズ・センターにおいて、David Willetts大学・科学担当大臣出席のもと調印されました。同大臣の出席は、ハイテク産業の振興と新たなIT関連雇用の創出に向けた英国政府の意欲を示すものであり、グリニッジのChris Roberts区長の歓迎を受けました。調印式には日立コンサルティング、フィリップス、McLaren Electronic Systemsに加え、エンジニアリング・コンサルティング会社のBuro Happold、Critical Software、8over8 Limitedのエグゼクティブが参加しました。

Living PlanITが、いくつかのパートナー企業と共同で開発中の技術基盤およびサービスは、世界的に最も重要とされる成長セクターのひとつである、インテリジェントな都市空間の開発に不可欠なツールとなっています。「Urban Operating System」(UOS™)は、都市と都市空間全体に散在する膨大なデータを管理し、スマートで持続可能、かつインテリジェントな生活を実現するための中核的な技術基盤となります。またそれは、住民、企業、自治体への革新的なサービスと雇用および輸出を創造するための基盤を提供し、エネルギーや他の資源の活用を一層効率化します。

パートナー企業は、グリニッジやその他の主要な開発拠点で、自身が持つテクノロジーをUOS™に融合し進展させるために協力し合います。今回のグリニッジでのプロジェクトは、世界で最もグローバル化した都市のひとつであるロンドンの中心部において、人々の仕事や生活に大きな変革を起こしうるという意味で重要なものとなります。

David Willetts大学・科学担当大臣は次のように述べています。「政府は、雇用創出における重要性という観点からハイテク産業の振興に全力を挙げています。その意味で、未来の都市の発展に寄与することになる今回のPlanIT社と世界的大手IT企業5社との提携は私の大きな喜びとするところです。統合都市システム市場は2030年までに年2000億ポンド規模に成長すると推計されており、スマートな未来都市の開発は世界的にますます重要性が増している分野です。プロジェクト管理、エンジニアリング、建築、エネルギー、交通システム、通信、金融、法務・保険、デジタル経済において世界をリードする企業群を有する英国は、この市場を開拓する力を有しています。」

弊社CEOのSteve Lewisは次のように述べております。「我々は、都市機能と住民生活の改善という共通のゴールを推進・加速する上で、世界的なパートナー企業と協働する戦略的な重要性を認識しています。「Urban Operating System」(UOS™)は、数年にわたる集中的な取り組みによって開発され、インテリジェント都市空間とM2Mシステムにおける代表的なプラットフォームとして世界的に幅広く認知されています。我々は、各パートナー企業のネットワークと連携し、私たちのソリューションを全世界の市場に提供したいと考えています。」

調印式の様子

調印書

Living PlanIT SAとは
  • Living PlanIT SAは、都市開発における持続的かつ創造的なテクノロジーを開発するIT企業。 都市生活の向上に欠かせない技術イノベーションを創造し、それらのソリューションを世界中に展開するために、企業や大学等との幅広いパートナーシップを形成。
  • Living PlanIT SA(English)

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株式会社 日立コンサルティング
マーケティング&コミュニケーション部

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