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Pickup Teams #01


多様な個性が、自由に
意見を発する
そこから社会を変える
新たな活力が生まれる

上田 和俊KAZUTOSHI UETA
2006年入社
社会DXディビジョン
テクノロジー戦略コンサルティング部 兼
SX/グリーンコンサルティング部 ディレクター
日立製作所に入社後、BPO/ITOなどアウトソーシングビジネスや、企業統合における企業間システム統合データ連携を手がけ、日立コンサルティングに転籍。様々な業種・業界でAIなどのデジタル技術を活用した経営・事業改革の企画・実現に携わり、ESG経営やSX観点でのコンサルティングも展開。日立コンサルティングで現在、テクノロジー戦略コンサルティング部とSX/グリーンコンサルティング部をけん引。
福村 耕太郎KOTARO FUKUMURA
2013年入社
社会DXディビジョン
SX/グリーンコンサルティング部
シニアマネージャー
国内大手ITベンダーから転職。前職ではアパレル・小売業向けの業務プロセス改革に従事するものの、次々と現れる新たなテクノロジーで社会により大きな影響力を発揮したいと当社へ。入社後はDX支援など経験し、現在はサステナビリティ領域の新案件開拓に注力。
岸本 秀二郎SHUJIRO KISHIMOTO
2020年入社
社会DXディビジョン
テクノロジー戦略コンサルティング部
シニアコンサルタント
大手広告代理店系列のデジタルエージェンシーから転職。前職ではメディアプランニングやWEBコンサルティングを経験し、データアナリティクスの分野に興味を持って当社へ転職。その後、社内でも前例が少ない挑戦的な分野であるサステナビリティ領域に興味を持ち、チームに参画。

現場主導で新たに立ち上がった、
サステナビリティのコンサルティング

上田
ここに集まった3人はみな、バックボーンが違いますね。私はテクノロジー活用やデータ利活用による経営革新・事業改革が本務で日立製作所から移籍、福村さんはITベンダーの出身で人材育成やワークスタイル改革にデジタル技術を活用したHRテックを手掛けてきました。そして岸本さんはデジタルエージェンシーからの転職でマーケティングやUXUIに強身がある。それぞれの強みを持ち込みながら、日立コンサルティングでDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進してきました。昨今では、サステナビリティ領域のコンサルティングにも奮闘しています。
福村
このサステナビリティに関するコンサルティングを担うチームは、現場主導で立ち上がったものです。昨今、企業の間でサステナビリティ経営が重要視されるようになって、社内でも「日立コンサルティングが価値を提供できる領域ではないか」という声が各部門からあがり、上田さんを中心に私を含めた有志によってSX(サステナビリティトランスフォーメーション)を推進するチームが生まれました。こうして、私たちが取り組むべき新たなテーマが見つかれば、柔軟に組織が動いて果敢にチャレンジさせてくれるのも、日立コンサルティングらしさだと思いますね。
写真:岸本 秀二郎
岸本
私も立ち上げと同時にこのチームに参画しました。サステナビリティ関連は私にとって未知の領域でしたが、新しいことに挑戦したいという想いをずっと抱いていて、チームにアサインされた時は「これは面白そうだ」と気持ちが高揚しました。
上田
いままで経験のないことに対して拒否反応が出る人もいますが、岸本さんは決して「やったことないからできない」とは言わず、未知のテーマにも先頭を切って取り組もうという姿勢を持っている。私はその点をとても評価しています。最初は苦労するかもしれませんが、サステナビリティ関連は私たちにとっても新しいテーマなので、岸本さんがチャレンジして得た知識はチームに蓄積されて、当社の価値につながっていくと思っています。
岸本
上田さんは、私のようなコンサルタントのキャリアがまだ浅い人間にも、「責任は取るから、いったん好きなようにやってみて」とタスクを任せてくれます。なかには無茶ぶりと思えるものもあるのですが(笑)。相談する時間や一緒に考える時間をしっかり取ってくださるので、難しいテーマに取り組んで私なりの答えを出し、上田さんや福村さんとの議論を通して自分が成長している実感があります。
写真:座談会の様子

「ブルドーザー」もいれば
「コントローラー」もいる強力なチーム

福村
当社のコンサルタントはみな個性豊かですよね。上田さんは、まさに「ブルドーザー」のような方(笑)。馬力があって、お客さまの課題解決に向けての推進力に溢れている。上田さんと一緒にプロジェクトを組むと、そのパワフルな仕事ぶりにいつも触発されています。
上田
確かに私は、お客さまの特徴を捉えて、一点突破で価値提供してそこから展開しようという志向が強いかもしれません。でも、その裏では福村さんが有能な「コントローラー」として、現場からボトムアップで品質や成果を担保し、全体をマネジメントしてくれていることを知っています。私から見れば理想のマネージャーであり、非常に頼りにしています。
岸本
私のイメージとしては、上田さんがブルドーザーとして開拓したところを、福村さんが整地していくという感じです。チームに参画した当初は、サステナビリティ関連の知見をキャッチアップするのが大変だったのですが、福村さんがきちんと整地してくださり、私が理解できる範囲の作業に落とし込んでいただけたので大いに助かりました。
福村
最近では、この3人で間接資材のECを展開する企業様へのコンサルティングを担い、サステナブル調達方針策定などを支援しました。あの案件はとても印象に残っています。
写真:上田 和俊
上田
案件によっては、テンプレートに当てはめてお客さまにナレッジを提供するようなケースも多いかと思いますが、今回の案件はゼロベースから議論を重ね、お客さま特有の社風やビジネスモデル、ステークホルダーとの商取引の関係性を具体的に紐解きながらあるべき方針を策定。福村さんと岸本さんがフロントに立ってお客さまとやりとりしてくれました。お互いに手探り状態からのスタートでしたが、短期間ながら最終的に「日立コンサルティングだったから」ともいえるような、顧客との深い共通理解に持ち込むことができ、信頼を獲得することで成功に導けたプロジェクトでした。
岸本
途中、お客さまの経営層も巻き込んでワークショップを実施し、そこで密な議論をしたことでお客さまの不安が取り除かれ、取り組むべきことが「見える化」され、そこからプロジェクトが一気に進展したように思います。
福村
そう、私もそのワークショップが転機だったと捉えています。その場でお客さまのサステナビリティに対する認識を一気に深めることができ、私たちの価値が発揮できたように思います。プロジェクト終了後も、引き続き人的資本関連や環境に配慮した商品/エコデザインなどのご相談をいただいており、お客さまにおける私たち日立コンサルティングのプレゼンスがさらに高まりそうです。
上田
私たちが上げた成果を認めていただき、こうしてお客さまから継続してオファーをいただけるのは、やはりコンサルタント冥利に尽きますね。岸本さんには、今後ますますニーズが高まるサステナビリティ関連でさらにキャリアを広げてほしいですし、福村さんにはこのプロジェクトを機に、人事や環境に関する領域で新たなサービスを立ち上げてくれることを期待しています。

メンバーそれぞれの想いを尊重し、
新たなサービスを創り出していく

福村
日立コンサルティングは自由闊達で、何でも自由にモノが言える風土です。チーム内はキャリアに関係なくみなフラットで、「どうすればお客さまのためになるのか」というコアの部分はきちんと共有し、言いたいことを言い合っている。一例として管理職である私に対しても、メンバーから平気で「それは違うと思います」という意見が返ってきますし。
上田
そう、私が特にそうかもしれませんが、部下からの発言/当たりは良い意味で強いですね(笑)。でも、チームを率いる立場として、そうした雰囲気を意図的に作っている部分もあり、メンバーからの「こんな案件を手がけてみたい」とか「これまでの経験からこんな新たなサービスが考えられそう」といった想いをどんどん引き出したい。そして、メンバーからの声は可能な限り尊重し、実現できる機会を与えていくことを心がけています。
岸本
社内で運用されているチャット上では、本当にいろいろな声が飛び交っています。私も、仕事には直接関係ないカジュアルな話題もどんどん発信し、他のメンバーの方々と交流を図っています。
上田
メンバー同士のコミュニケーションは活発ですよね。互いに余計な気を遣うこともありませんし、自ら言うのも何ですが働きやすい環境ではないしょうか。
岸本
あと、新しい案件にアサインされる時は、「こんなプロジェクトがあるけどどう?」と私の意思をきちんと確認してくれます。福村さんも、継続して関わっているプロジェクトに加えて、私のキャリアアップにつながる新たな案件を提案してくれるなど、細かく配慮してくださるので感謝しています。
写真:福村 耕太郎
福村
いろいろな案件を経験し、組織の方針と自分の興味が重なるところを見つけて、そこを究めていくことで自分の専門性を築いてほしいですね。岸本さんをはじめ、各メンバーがそれぞれ自分の「色」をしっかりと出すことで、日立コンサルティングはますます面白い組織になっていくと思います。
上田
その通りで、チームを強くしていくためにはダイバーシティ(多様性)が重要です。これから組織をいっそう拡大していく上で、いろいろな個性を発揮できる場にしたいと考えています。新たな人材も広く求めており、どんなタイプの方もきちんとマネジメントし、大いにパフォーマンスを発揮できる環境は整っていると自負しています。日立グループのリソースを存分活用して新たなサービスを創り出し、成果を出して社会に貢献したいという、そんな志にあふれた方をぜひ仲間としてお迎えしたいと思っています。
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