Pickup Teams #01

私は国内の大手ITベンダーからの転職です。新卒で入社し7年ほど在籍しました。前職では、主に流通小売業の業務プロセス改革の企画提案や、システム導入の要件定義などに関わり、当時主流になりつつあったオンライン・EC販売、サプライチェーン構築案件などを数々手がけました。前職では仕事に打ち込める環境に自分自身を置くことができ、スキル獲得やさまざまな経験を通し充実した日々を過ごしていました。一方で、キャリアを積むにつれて違う世界にもチャレンジしてみたいという気持ちが湧き、転職を意識するようになりました。前職で担っていたインダストリー軸な役割よりもさらにスコープを広げ、業界に特化せず横断的にソリューションを提供できる場を求めて転職活動を進めていたところ、出会ったのが日立コンサルティングでした。

実はそれまで日立コンサルティングの存在を知らなかったのですが、その頃、世の中で台頭しつつあったクラウドなどの新たなテクノロジーを活用して、業種業界を問わず広く企業の経営に変革をもたらしていくコンサルタントを求めていると聞き、大いに魅力を覚えました。また、組織がそれほど大きくなく、会社全体を見渡して仕事ができることや、さらに面接を通して真面目で誠実な企業だという印象を受け、こうしたカルチャーも自分に合っていると感じて入社を志望しました。日立コンサルティングに入社後は、企業のIT戦略の企画立案に携わり、アジャイル開発や、クラウドの導入指針策定などのコンサルティングからキャリアをスタートしました。

サステナビリティはいまや企業にとって重要な経営課題であり、私たちもさまざまなアプローチから果敢にコンサルティングを展開しています。先日は、BtoBのネット通販を営む企業のサステナブルな調達方針策定を、お客さまと一体となって実行しました。私たちがアイデアを提供し、密な対話によって解を導き出し、お客さまの経営・事業への貢献を実感できた時は、まさにコンサルタント冥利に尽きる瞬間です。

当社は、企業規模は大きくないものの、日立グループのリソースを活用することでスケールの大きなコンサルティング案件を手がけることができます。同等のコンサルティングファームと比べても、得られる経験値はきっと高いはずです。そして、やりたいことに自由にチャレンジできる環境があります。私自身も、こうした環境を存分に活かして、サステナビリティの領域でさらに新たなテーマに挑んでいきたいと思っています。事業活動とカーボンニュートラルの両立などの環境課題解決はもとより、いま注目を集めている人的資本経営に関するテーマにも、HRテックなどを活用しながら取り組んでいきたいと考えています。そうしてコンサルタントとしての自らのキャリアを広げていくとともに、組織の拡大にも力を注いでいきたいと考えています。