Pickup Teams #02
ビジネス×デザイン×
テクノロジーを究めて
新規事業を創生し、
自ら社会に実装していく。
イノベーション＆ストラテジーディビジョン
シニアコンサルタント
2023年入社
横井 丈誌
過去に国内のメーカー2社で事業開発を経験。
真に新規事業を創出できる力を得たいと当社へ。
日立コンサルティングに入社する以前は、国内の大手メーカー2社で主に新規事業開発に携わってきました。新卒で入社した住宅設備機器メーカーでは、DX推進に関わる機会を得て、スマートハウス関連の新規サービスの企画開発に従事。IoT技術を活用した様々な新規事業構想の策定からプロトタイピング、PoC実施などを担いました。その後、ここで得た力をもっと他のフィールドで発揮したみたいという思いが湧き、BtoCの製品を手がける電機メーカーへ転職。スポーツやヘルスケア領域でハードウエアとソフトウエアを絡めた新規サービスの企画から立ち上げを担い、市場にリリースした後のグロースのフェーズまで関わりました。ゼロから新しい仕組みを社会で創り出すのはとてもエキサイティングで、貴重なキャリアを重ねている実感がありました。
一方、大きな組織での新規事業開発は、その企業に根づいた価値基準に囚われて思うような意思決定ができず、歯がゆさを感じることもありました。また、前職はメーカーであったため技術起点でのサービス開発が中心で、ビジネスモデルも限定的であり、そこにも物足りなさを覚えていました。マーケット視点やデザイン思考ももっと磨いて、ビジネスに対する知見を高め、本当に価値のある事業を創り出せる人材になりたいと再びキャリアチェンジを考えるようになりました。転職にあたっては、業種業界を問わず、さまざまな新規事業の創出に関わって知見を高めることのできるコンサルティングファームを検討し、なかでも特に魅力を感じたのが日立コンサルティングでした。
この会社がめざすことと、私の志向と一致。入社後、コンサルティングの醍醐味を実感。
日立コンサルティングを転職先に選んだのは、ここなら私が望むキャリアが得られると考えたからです。デジタルテクノロジーを駆使して、デザイン思考で新たなビジネスを創出していくことを掲げており、単にお客さまの新規事業を構想策定するだけではなく、実際に機能させる仕組みを社会に実装するところまで伴走していくとのこと。こうしたコンサルティングファームは他には見当たりませんでした。また、採用面談での印象もとても良く、社名に「日立」の冠がついていることから、日本の大企業の文化を持つ堅い企業なのかと思っていたのですが、まったくそんなことはありませんでした。上級のコンサルタントの方々と話をさせていただきましたが、みなさんクリエイティブなマインドに溢れていて、創造的に働くことができそうだ感じたことも入社の決め手になりました。
入社後は、デジタル技術による新規事業創出を支援するイノベーション＆ストラテジーディビジョンに所属。早々にプロジェクトにアサインされ、大手家電メーカーのスマート家電による新規サービスの構想策定支援に携わりました。新規サービスの構想策定は過去に経験していたため、それほどギャップなく臨むことができましたが、求められる意識が以前とはまったく違いました。前職は自社サービスでしたので、自分の思いを前面に出して開発していたのですが、そのマインドでは通用しない。コンサルティングはお客さまからの期待に応えてこそ価値がある。最初はその意識の切り替えに苦労したものの、じきにお客さまの期待値を大きく超えるアウトプットを出すことこそ、この仕事のやりがいなのだと強く感じるようになっていきました。
世の中を変えるような新規事業の構想策定から
社会実装まで担う。そんな経験ができる場。
現在は、日立製作所の生体認証技術を駆使して開発された、新たな顧客体験を提供するためのプラットフォームを活用し、お客さまの新規事業創出の支援に奮闘しています。この生体認証によるデジタルアイデンティティプラットフォームがもたらす価値に賛同いただいた、公共系の事業を営む企業のお客さまと一緒に、どんな新規事業を実現すべきかを構想し、具体的なサービスをデザインして実証を進めているところです。そして、このプラットフォーム上でさまざまな企業の新規事業をリードしていくことを我々は掲げており、「こんなサービスが実現できたら世の中が大きく変わる」と思いを巡らせ、対象となるお客さまを開拓していくためのプロモーションにも力を注いでいます。デジタルアイデンティティプラットフォームは人々の行動様式を劇的に変える可能性を秘めており、我々のコンサルティングを通じて新たな仕組みを実現できれば、社会に大きなインパクトをもたらせる。本当にチャレンジしがいのある環境に身を置いていると実感しています。
イノベーティブな新規事業を、初期の構想策定段階から関わり、社会に実装するところまで手がけられる。日立コンサルティングにはそうしたチャンスが溢れており、それは当社ならではの醍醐味だと思います。また、新規事業創出にあたっては、フェーズごとに求められる能力が異なり、テクノロジー、ビジネス、デザインの知見をフルに発揮してお客さまと伴走できるのも面白い。これからさらに経験を積んで、テクノロジーとビジネスとデザインすべてを究め、大小に関わらず日本企業が絶えず新しいことに挑戦するのをサポートできる人材となり、この国の未来に貢献できればと思っています。