デジタル社会基盤ドメイン パブリックデザインディビジョン
マネージャー
2017年入社
神谷 浩史
大学・大学院では都市工学を専攻し、社会人となってからは数社を経験しています。コンサル会社でSEとしてシステム設計・構築に取り組んだり、調査やコンサルティング業務に臨んだり、他には代議士の政策立案をサポートする政策秘書の仕事に就いていたこともありました。属性を言うなら“他の業務経験も持つ、コンサルタント職経験者”になるのだと思います。
そのような私が日立コンサルティングを新たな職場に選んだのは、「長年にわたり公的領域にサービスを提供してきた実績があり、社会課題の解決につながるコンサルティング業務に継続性をもって携わることができるのでは?」、「ITだけでなく、OT領域でも高い技術力を持つ日立グループの強みを活かすことで、言葉や紙だけではない、より手ごたえのあるビジネス、社会課題解決に臨めるのでは?」と感じられたからに他なりません。
そして日立コンサルティングへと転職し、まず感じられたのは、外側から見る以上に「社内にも、日立グループ内にも優秀かつ、人間的にも魅力のある社員が多い」ということでした。
「基本と正道」という理念に象徴されるように誠実な方ばかりですし、様々な経歴、得意ジャンルを持つ社員が集まっており、「○○のことなら、△△さんに聞けば、喜んでヒントを教えてくれる」といったシチュエーションは多々あります。特にテクノロジーに関する知見は高く、知見を活かして最先端領域のプロジェクトにも果敢に挑む姿に触れ、刺激的な組織であると率直に思えました。
日立コンサルティングに入社して7年あまり、マネージャーとして多種多様なプロジェクトに参画してきました。自動運転やスマートシティ、カーボンニュートラル、フェムテック・女性活躍推進などジャンルは多岐にわたりますし、動向調査や政策提言、事業企画支援、システム企画などミッションも様々です。当然、その都度、新たな知識を学ぶ必要が出てくるので大変ではありますが、確実に自分の「知見を広げる」ことに繋がっています。
また省庁や公的機関のプロジェクトも多く、「社会課題を解決に導く」という観点からも充実感を得られています。加えて、日立グループのプロジェクトもあり、業務を進める中で「日立が誇る確かな技術」を活用して、社会課題を解決に導く道筋を考えることができることは、当社でないとなかなか経験できない醍醐味と言えるでしょう。
なお、プロジェクトに関しては数名単位のチームで動かし、時にはその外周から専門分野の知見を持った同僚の協力を仰ぐ形です。ゴールや期限は、顧客との協議のうえできちんと設定しますが、業務を進める過程においては、主体性を妨げられることはありません。そのため日立コンサルティングでは、“個人”のスキル、経験を活かしたコンサルティング活動に邁進できます。
私自身、プロジェクトを進める際には「プロジェクトメンバー各々の専門性と個性を最大限活かしてもらう」ために、余計な心理的負荷を感じずにのびのび働いてもらえる環境づくりを心がけています。もちろんメンバーを放置はせず、困り事があれば遠慮なく相談するようお願いしています。おそらく日々の業務における「自由度の高さ」と「何かあった時、チーム内外で相談できる」という両面を感じられるはずです。
日立コンサルティングに転職してガラッと変わったのは、働き方のカタチです。プロジェクトの状況等にもよりますが、現在の私の働き方は、顧客訪問や調査による外出は週に1回程度、出社はもっと少なく1〜2か月に1回程度で、リモートワークを中心としています。
顧客や同僚とのコミュニケーションにはWEB会議ツールやメッセージツールを用いることがほとんどですが、特に不自由を感じることはありませんし、チームメンバーや、他のプロジェクトの同僚と対面のコミュニケーションをとれる場も定期的に設定されており、そのような場では気軽な雑談もしています。日立グループとして掲げている、場所や時間に捉われない働き方、「タイム&ロケーションフリーワーク」も体現されている環境と言えるでしょう。
リモートワーク主体の働き方になり、複数のプロジェクトを進めている場合でも「移動時間を考慮せず、チームメンバーや顧客と連続して打合せを行える」ようになりました。限られた時間の中で成果を出さなければ立場からすると、時間を有効活用することができ、大変ありがたいです。
そんな中、個人としては今後も日立コンサルティングで多くのプロジェクトを完遂させるマネージャーとして働き続けたいですし、フェムテックやスマートシティなど、これからの社会で求められる技術や分野において、より幅広く力を発揮できればと考えています。実力を持った仲間たちとのプロジェクトは刺激的ですし、社会課題の解決にもつながる成果を産み出していく日々は、素直に「仕事をしていて良かった」と感じられます。