ページの本文へ

Pickup Teams #03


ここで働く人が好きで、
ここでの“学び”も大好き。
だからここで、社会を前に進める
人財へと成長したい――

デジタル社会基盤ドメイン パブリックデザインディビジョン 
マネージャー
2019年入社 佐藤 仁奈

写真:佐藤 仁奈

SEとして培ったIT技術や知見を活かし、
人の魅力にあふれた組織で新たな一歩を踏み出す。

これまではITメーカーでSEとして、生体認証の研究開発に取り組んできたのですが、新たな領域で挑戦したいという思いから転職活動に臨むことにしました。「様々な領域の人と触れ合うことができ、かつSEとして培ったIT技術や知見を活かせるのでは?」とITコンサルタント業に注目し、日立コンサルティングに辿り着く結果となりました。選考の過程で社員の方々に触れて“人の魅力”を感じたことも大きかったと思います。すごく皆さんの醸し出す雰囲気が温かいんです。気が付けば様々な事を話し、互いを深く知れたのではないかと感じています。

そして実際に入社すると、選考で感じた人の魅力は想像を超える結果に。様々な経歴・得意領域を持つメンバーが集まっていて、それこそ雑談をしていても常に刺激的で楽しいですし、お互いを尊重しあっていると感じます。「この環境ならばモノを捉える視野も確実に広げられるな」と感じられたことを記憶しています。

私の場合、コンサルタント業務は未経験からのスタートではありましたが、人を育てる文化が根付く社風にも非常に助けられました。素直な姿勢さえ持っていれば何でも教わることができますし、社内では勉強会なども随時行われています。あとは環境を活かし、自分自身がどれだけ“学び”に挑むか次第であると言えるでしょう。これから入社される方にも、「上司はもちろん他部署の先輩であっても遠慮することなく、何でも進んで教わりに行くこと」をお勧めしたいです。

仕組みや人を“変える”ことの難しさ――。時には泥臭く、地道なアプローチと調査に臨む。

入社後は、今後の普及と発展が期待されるフェムテック事業に関する調査などに携わった他、研究機関や公共機関のDX推進にも取り組みました。業務を通じて沢山の“研究者”と会話を交わすことは、とても刺激的でしたし、様々な分野の研究活動を加速していくために、AIをはじめとした先進IT技術を導入する効果や意義は大きいと思っていました。
また私自身、前職の経験もあって「研究開発の世界は属人化しやすいもの」という感覚がありましたので、日々の膨大な研究データをしっかり管理し、利活用する意義や、研究者の知見を形式知化する重要性も感じておりました。

DX推進においては、システムを変える以上に「システムを使う人の意識を変える」ことの難しさも実感します。どんな方でも“今までのやり方を変える”ことは抵抗を生むものですし、単にプロセスをドキュメント化し、渡せば完結、とはいきません。その先の運用まで意識を及ぼすことの重要なことですし、言葉を選ばずに言えば、泥臭い部分もある仕事だと思います。

経験が浅い時期は特に、顧客とのやり取り以上に「調べる時間」が多いと思います。私に関して言えば、IT領域の知見はある程度ありましたが、法律面はあまり触れてこなかったので、今でも学び続けている部分があります。また新領域だったりすると「文献が一切ない」というケースも珍しくはないですし、あらゆる“人のつながり”を辿って有識者を見つけ、情報を聞き出す必要が出てきます。日立コンサルティングの場合、専門知識を持った社員や繋がりを持った社員も多くいるとはいえ、ある種の粘り強さだったり、ここでも“泥臭い部分”を厭わず行う必要があったりすると思います。

技術を通じて社会を前に進め、影響力を高めていきたい。
そのためにも“学び”は続く――

日立コンサルティングで働くからには、今後はより一層「DX推進」を様々な業界に波及させていきたいですし、課題が見過ごされている業界にメスを入れ、社会全体の技術革新に貢献できればと考えています。日立コンサルティングや日立グループは官・民問わず、あらゆる業界へのアプローチを行っているため、それが実現できるチカラを十分備えていると感じています。

もちろん、一コンサルタントとしてこれらの試みに貢献するには、スキルアップが不可欠。学び続ける必要性は痛感していますし、同僚から様々な刺激を受けられる“日立コンサルティングという環境”をもっと活かしたいと思います。一人ひとり個性が異なり、得意とすることも異なるというのは、貴重な場と言えるのではないでしょうか。

それと学びという点ですと、2021年から大学院に通い、メタバースの技術を新たに学び始めました。社内を見渡してもリスリングに挑戦する人は多い印象があります。会社制度も時期により多少変わる部分もあるのですが、「社員の自己研鑽を会社が全面的にサポートする」という基本スタンスはブレていませんし、会社のバックアップを受けて大学院に通っている社員もいます。日立コンサルティングは外部研修制度も充実していますので、意欲さえあれば、どんどんレベルアップを果たせるはずです。転職を通じて、自分を変えたい、もっと成長したいという志向の方に適した環境だと、身をもって感じています。

メッセージ

プライベートの話なのですが、私はバードウォッチングを趣味にしていて、現在は大学院で『バードウォッチング x IT』の可能性を追求し、色々な人にバードウォッチングを楽しんでもらうためのコンテンツ作りを行っています。例えばメタバース空間でバードウォッチングをするアプリのプロトタイプを作ったり、鳥の鳴き声を音声解析で判別してみたり。そんな色々前向きに挑戦したいというマインドを持つことができたのも、当社で色々な人に触れあったおかげだと思います。

社内を見回してみても、私とジャンルは違えど「業務面でも、プライベートな面でも、知的好奇心が旺盛」な社員は多いですし、そもそもが「いろんな人がいても良い」というスタンスが貫かれていて、このあたりも“会社の面白さ”かもしれません。

今、入社を検討されている方も、知識吸収はどこまでも欲張って良いと思います。ここには間違いなく視野を広げてくれる“人のチカラ”がありますし、会社のバックアップもあります。あとはあなたの一歩踏み出す勇気にかかっていると思います。

Back to index