デジタル社会基盤ドメイン パブリックデザインディビジョン
マネージャー
2019年入社
間杉 奈々子
これまでITベンダーでSEや、バイオベンチャーで社内SEとして従事し、研究系システムの開発や導入に関わってきたのですが、「もっとダイナミックに研究現場を変えることができれば……」という思いが募り、コンサルタントへの転職を決意しました。
いくつかのコンサル企業を検討しましたが、日立グループ内で連携することで、上流工程から実装までコントロールできる日立コンサルティングに、他のコンサル企業にはない魅力を感じました。
また、コンサル企業は厳しいという印象を持っていて、コンサル未経験の自分でも大丈夫か不安を感じていましたが、面接を通じて感じた、「分からないことをそのままにせず、質問ができる雰囲気」や、質問・疑問に対して時間を惜しまず丁寧に説明をしてくれる社員と話をし、未経験でもここでなら頑張っていけると思い、入社を決意しました。
入社後、実際に先輩方と接しても想像した以上の話しやすさがありました。自分の“面接で感じたこと”に間違いはなかったなとすぐに思えましたね。
また業務に関しては、「研究機関向けのDX支援」という希望する役割も担えつつ、ヘルスケアITの推進支援、AI倫理ガバナンスの策定支援、フェムテック調査など様々な領域に触れることに。コンサル業務自体は初めてで、時にはプロフェッショナルとして、お客さまに意見をぶつけることの難しさを実感しつつも、周囲のフォローに助けられて進めることができています。地道に知識を積み上げる大切さを痛感していますし、研究領域でSEとして身につけた知見は活かせているという実感も抱いているところです。やはり、知識をベースとした確かな説明ができるとお客さまも信頼を寄せてくださいますので、ここまで理解できればゴール、ということではなく絶えずスキルを磨いていきたいです。
日立コンサルティングで手がけるプロジェクトは、ヘルスケアITの推進支援にしても、フェムテック調査にしても、官公庁や公的機関からの依頼を受けて実施するものが数多くあります。社会課題に対して“仕組みを変えたり、作ったりする段階から”関われるのは、日立コンサルティングの強みでもありますし、ここでしか味わえない醍醐味と言えるでしょう。
各プロジェクトは少数体制のチームで取り組む形となるため、互いの状況を把握しやすく、様々な“助け合い”が容易な点も魅力です。業務面でフォローし合うことはもちろんですが、例えば育児中のメンバーがいたらミーティング時間を両立しやすいタイミングにずらしたり、急な送り迎えによる時間変更にも応じたりなど、互いに助け合う風土が確立されています。
さらに言えば、プロジェクトの状況等にもよりますが、現在の私の働き方は出社が週1回程度でリモートワークがベースとなっています。主体的にスケジューリングを組めるので、自身の都合と調整しながら業務を推進することができる職場環境となっています。
私自身、フェムテック調査に関わったことをきっかけとして、社内の女性活躍、ワークライフバランス推進プロジェクトを立ち上げ、男女関係なく全ての社員がワークライフバランスを保って働ける環境づくりには、妥協せずに取り組んでいる組織だという自負もあります。これから入社される方にも、“働きやすさ”という点には安心して頂きたいですし、何かを諦めるのではなく、欲張って仕事も趣味を含めたプライベートも楽しんでいる社員ばかりということはお伝えしたいですね。
私の場合、2019年の入社時点ではシニアコンサルタントだったのですが、2022年マネージャーにプロモーションをして、プロジェクト運営にもあたっています。入社当初から「いつかはマネージャーとなり、チームを動かす役割を担いたい」という希望を上司に伝えていましたし、上司も思いを汲んでくださり、早い段階からプロジェクトの運営やアシスタントへの指示や育成にトライさせてもらっていました。しっかり声を挙げれば、キャリアの可能性が広がっていく環境ですし、評価についても多角的な角度から、日々の努力と成果を見極めてもらえます。加えて半期に一度はキャリア面談も用意されていますので、遠慮することなく何でも相談し、自ら道を切り拓くことをお勧めしたいです。
今後に関して言うと、マネージャーよりさらに上のポストを狙う気持ちもゼロではないですが、それ以上に「お客さまとまっすぐ向き合え、何でも話せ、望まれた価値を提供できるコンサルタントになる」ことが目標です。
そのためにも知識の底上げは急務。以前、会社の制度を使って大学研究と仕事を両立させてもらった期間があり、「研究の結果、失敗と言われたデータの活用方法」というテーマで勉強させてもらったことがありました。そこで得た視野も、今後のプロジェクト運営にどんどん取り込んでいきたいです。
また自組織に目を向けた時に「後から加わる後輩のチカラになりたい」という気持ちもあります。モノを教えるという局面だけではなく、気軽にチャットワークなどで相談してもらえるような、誰かに頼られる存在となれたら、翻って自己成長も実現できているのではないかと思っています。