ヘルスケア領域への新規事業参入、同領域内における事業拡大に向け、
既存データを活用した新事業創出を支援
人生100年時代を見据えて求められているのは、誰もが安心して医療・介護サービスを受けられる社会の実現です。しかし日本は、社会保障費の急増、医療・介護人財の不足などの社会課題を抱えています。この解決に向け、医療データの標準化、電子処方せんの導入、データヘルスやPHRの普及・推進など、ヘルスケアデータを活用した施策に注目が集まっています。
こうした動きは、医療・介護、製薬といった従来のヘルスケア産業の枠を超え、これまで関係が薄かった他業界にも広がり、自社の顧客データとヘルスケアデータを掛け合わせた事業の創出など、新たな試みが散見されています。ただし、医師法・薬剤師法や薬機法など、他業界とは異なる複雑かつ高い制度の壁があり、これに的確に対応しなければ、新規事業の成功はおろか、本業へのレピュテーションリスクも発生するでしょう。
日立コンサルティングは、ヘルスケア領域への新規事業参入を支援してきた実績・経験を基に、データを活用した新事業の創出でヘルスケア領域への進出や同領域における事業拡大をめざす皆さまを支援。貴社の既存・潜在顧客への価値提供に貢献します。
PHR:Personal Health Record
薬機法:医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律
貴社のケイパビリティを最大限に活用するため、既存事業、保有データやシステムなどのアセットを分析。異業界からの参入、同領域における事業拡大を実現する既存事業とのシナジー創出に向けた新規事業の構想策定を支援します。
ヘルスケア領域で事業・サービスを展開するためには、各種規制・政策・制度が大きく影響します。特に異業界からの新規参入の場合、これらの勘所をしっかりと押さえることが必要です。ヘルスケア領域における知見の豊富なメンバーが、各種制度に的確に対応した事業・サービスの具現化を支援します。
データを活用した事業の実現には、セキュリティの確保が必須です。特にプライバシー性の高いヘルスケアデータを安心・着実に取り扱うことのできるシステムが欠かせません。そこで、個人情報の匿名化技術など、高度なセキュリティ技術を有する日立グループのアセットも活用し、プラットフォーム実装から事業・サービスの立ち上げまでを支援します。
EMR:Electronic Medical Record、EHR:Electronic Health Record、HL7:Health Level 7、
CDA:Clinical Document Architecture、FHIR:Fast Healthcare Interoperability Resources
ヘルスケア領域においてデータ活用ビジネスを実現する際に必要な各種法制度やガイドライン・標準データ規格に関する知見、新規事業を企画するスキルを生かし、ヘルスケア領域への新規参入・領域拡大による既存事業の成長促進を支援します。
日立グループが保有する個人情報処理技術、プラットフォーム構築スキルなどのアセットの活用で、事業・サービス立ち上げフェーズまでの支援もお任せください。
PoC:Proof of Concept
PMO:Project Management Office
事業化の課題 |
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コンサルティング内容 |
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