社会イノベーションコンサルティング本部 マネージャー
2018年6月入社
有馬 もとい
新卒でITサービス企業に入社し、システムエンジニア、プロジェクトマネージャーを経験。長い期間システム開発に携わり、いつしかやり切ったという感覚を抱くようになりました。ちょうどその頃社内で新規事業開発部署が立ち上がるという話があったので、新たな領域にチャレンジするため、異動希望を出したことが今の仕事につながっています。
新部署ではマーケティングと新規事業企画/開発というこれまでに経験のない、新たなことにチャレンジしている充実感がありましたが、1社だけでなく幅広い経験を積みたいと考え、転職を決意。グローバルにキャリアを広げられる、外資系コンサルティングファームに転職をしました。
転職してからは製造流通業界でSAPの導入など、システム開発プロジェクトのPMOを担当。本来は新規事業開発領域を担当したいという思いがありましたが、経験が長い領域にアサインされることが多かったため、新規事業開発を担当できるコンサルティング会社への転職を考え始めました。
転職活動中に面接をしてくださった方が転職後すぐの上司でしたが、その人柄に接して「この人たちと一緒に仕事がしたい」と感じたのが決め手となり、日立コンサルティングに転職しました。
私が所属しているのは、ヘルスケアや社会インフラに関連した業務改善や新規事業立ち上げプロジェクトを担当する部署です。この仕事の面白さは、「常に新たな壁を突破していくこと」だと実感しています。
これまでに担当したプロジェクトで印象に残っているのは、ベンチャー企業と大手企業の共創ビジネスです。私たちは企業と企業の間に入って提案活動を一緒に行うのですが、その際にベンチャーの機動力と大手の資金力・ネームバリューなど、お互いの良い部分を抽出しながら新しいサービスを提供していけることに大変やりがいを感じました。
もちろん、別々の会社でカルチャーもまったく異なるので、推進は容易ではありません。しかし、そこをうまくつなげられれば今世の中にない新たな価値を持つビジネスが立ち上げられるようになるため、非常にやりがいのある仕事だと感じます。取り組み続けた結果、健康保険組合に採用されるなど、世の中で利用されるサービスができあがった経験もできました。
日立コンサルティングがコミュニケーションを含めて全体の工程を提案・推進し、システム開発が必要になる場合は日立製作所やグループ会社が担当するという形で進められるケースがあります。こうして、上流の立ち上げ部分からデリバリーまでグループで並走できることを大変嬉しく思っていますし、それこそが「日立コンサルティングならでは」の強みだと思っています。
日立コンサルティングの魅力を語る上で欠かせないのが、公共・インフラ系プロジェクトの実績が豊富にあること、実務をやっているからこそ実現性の高い提案ができること、グループの結束が堅いことの3つです。
1点目は、公共・インフラ系という世の中に多大な影響を及ぼす領域の実績があること、実績による信頼感だけでなく状況に適した提案ができるところも、お客さまが安心できるポイントかと思います。
2点目についてはお客さまに夢を見せるだけでなく、確実に実現可能なプランを提案できるというところです。確かに課題解決後の未来をイメージしていただくのは重要ですが、それが画に描いた餅にならないようにすることが何より重要です。日立コンサルティングは日立製作所やグループ会社の実績を踏まえて、本当に実現できるプランでご提案するため、お客さまからお声がけいただけるのだと思っています。
3点目はグループ会社といっても関係性の薄い企業が多いものですが、日立グループ内は非常に一体感があり、同じ方向を向いているためすぐに親密になれるという特徴があります。これはプロジェクト推進においてもプラスに働くことが多いです。
座談会でもお話したように、社会課題解決をグループとして重視していること、個人裁量が非常に大きいという点が日立コンサルティングの特徴としてあります。
そのため、社会課題を解決していきたいとお考えの方、「言われたことに取り組みたい」というタイプよりも、「自分で考えてパフォーマンスを発揮してやりきる仕事スタイルが好き」という方に向いている職場だと思いますね。