ページの本文へ

Pickup Teams #07


みんなが同じ未来を
見ているチームで、
強い日系企業を生むための
答えを探す日々。
挑戦しがいのある毎日を
過ごせています。

カスタマートランスフォーメーションディビジョン
グローバルビジネス推進室(GBO)
シニアコンサルタント
2020年入社 雨宮 勇人

写真:雨宮 勇人

アメリカで暮らすことで気づけた、日本という国への思い

私はアメリカで生まれましたが、生後3カ月から高校卒業まで日本で育ちました。しかし、日本で大学受験に失敗し、逃げるように自身のルーツであるアメリカへと渡りました。アメリカでは、家業である農園で3年ほど働いていたのですが、そこで経営に興味を持ち、同年代の方よりも遅れてではありますが、アメリカで大学へ進学しました。大学では経営管理学を専攻したことで、「ビジネスコンサルティング」と呼ばれる業界に興味を持ち、コンサルティングファームで働くことを志すに至りました。

実は渡米した段階では、ほとんど英語が話せませんでした。農園での仕事や第二言語が英語以外の方向けのスクールで、数年かけて語学の習得に励みました。そういった状況の中で、言語だけでなくアメリカの文化にも触れることで、改めて日本の魅力を再発見することができたと感じています。大学卒業も控え、最初はアメリカで就職することも考えましたが、本格的に就職を考える段階では「もっと日本経済を自身の力で底上げし、日本をより良い国にしたい」という気持ちを強く持つようになりました。そこで出会った日立コンサルティングのビジョンとグローバルビジネス推進室(GBO)と業務内容は、私にとってまさに理想でした。

入社後にまず感じたのは、「グローバル領域の部署ながらも、良い意味で“日本的な”働き方も取り入れている」ということです。具体的には、アメリカの企業でよく見られる、自由ではあるけれど個人主義かつ全てが自己責任、といった風土ではなく、上司からきめ細やかな指導・サポートをしていただける風土です。コンサルティングファームといえば、Up or Outと言われる、成果を出せない人が続々とドロップアウトしてしまうイメージがありましたが、グローバルビジネス推進室(GBO)は全く異なり、コンサルタントとして安心してスキルアップできる環境だと感じています。

プロジェクトの数だけ、コンサルティングの最適解がある

入社以降、さまざまなプロジェクトに携わってきましたが、その中で実感したことは、たとえ同じ課題であったとしても、クライアントや業界によって求めている解決策が全く異なることです。また、その時々で状況も変化していくため、常に柔軟な対応を意識する必要があります。

一例を挙げると、ある大企業の基幹システム更新のPMO支援では、通常は事前に資料を用意して定例会等を実施しながらプロジェクトを進めていくのですが、緊急対応が必要になった際には、先方のキーパーソンに即時参集いただき、その場で資料を更新しながら議論、方針を決定し対応を進めたことがありました。意思決定をタイムリーに行えたことでプロジェクトはストップせず、無事にシステムローンチを迎えることができました。

コンサルタントは、クライアントとその時の状況にとって最善策は何かを常に考えながら、進め方を適切に判断する力が求められます。日々変化する状況の中でプロジェクトを前に進める責任がありますが、非常にやりがいのある面白い仕事だと感じます。

日本的な魅力も備えたグローバル組織で、挑戦をしませんか?

日立コンサルティング全体、及びグローバルビジネス推進室(GBO)のクライアントには、各業界を代表する大手企業が数多くいらっしゃいます。そのため「グローバルな舞台でビジネスを伸ばさなければ」という前提のもとで依頼いただくケースが非常に多いです。ゆえに、最初は国内向けプロジェクトとしてご支援していても、その後海外展開を支援することになるケースが数多く存在します。国内から海外への広がりは必然の流れですし、コンサルタントとして我々を求める企業は今後も増え続けていくだろうと考えています。

グローバルビジネス推進室(GBO)は、非常にフラットな組織です。コンサルティングファームとしてチームプレーは重視しつつも、日本的な年功序列や上下関係での圧迫感はありません。加えて、「全員が同じ方向を見て、日系企業のグローバルにおける競争力を高めたい」というビジョンをチーム内で共有できていることで、個々のパワープレー頼りにならず、お互いがサポートし合える環境である点は、他ファームにはない大きな差別化ポイントかもしれません。

また、個々のワークスタイルの観点では、グローバル企業をクライアントとしている点から国外との定時外のコミュニケーションが多いのではと思われるかもしれませんが、日立コンサルティングとして労働環境の向上に常々力を入れていますから、深夜・早朝の会議はないと思います。給与面でも他のコンサルファームと比較しても高い水準であると考えていますし、福利厚生は手厚く、教育制度の整備状況、蔵書やリサーチツールといったコンサルティングのためのインフラも充実しています。

このような環境をフルに活用でき、どんなバックグラウンドを持っていても、チャレンジする姿勢があれば活躍できる会社である点は、日立コンサルティングの魅力としてぜひ伝えたいポイントです。

私自身、新卒で入社しコンサル未経験からキャリアを重ねて今に至ります。さまざまな経歴の方にトライしていただき、共にやりがいのあるグローバルプロジェクトにチャレンジしていきたいですね。

Back to index