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CAREER UP
HISTORY

一人ひとりの志向
に合わせた『歩み』
ができる職場

写真:本郷 玄

2017→ 2024

本郷 玄
イノベーション&ストラテジードメイン イノベーション&ストラテジーディビジョン シニアコンサルタント
2019年より希望の鉄道交通系のプロジェクトへジョイン。2021年からは社会インフラや建設業界のDX、自治体向け地域通貨・ポイントビジネスの事業推進案件に携わり、経験を積みシニアコンサルタントへ。
現在は再び鉄道交通系のプロジェクトに取り組んでいる。

前回、
インタビューを
受けてから――

社会インフラ事業の構築や発展にコンサルタントとして関わるチャンスがこの会社にはあるから、もっと言えば昔から興味のあった鉄道・交通業界でも実績を残していた日立コンサルティングでチャンスを掴みたい、という思いがあって入社しました。新卒入社2年目という段階で受けた前回のインタビューでは、希望した領域に向かって挑戦ができていること、そしてコンサルタントとして成長をめざすうえでの教育面の充実ぶりに喜びを語っていたと記憶しています。

そこから約6年が経過し、鉄道・交通系を軸足として様々なプロジェクトに取り組んでいるのですが、その過程では“良い意味での回り道”をさせてもらうことができたと捉えています。

今後を見据えた時に「今、どんなプロジェクトに、どのような立場で挑むことができたらベストか?」という考えの元、最良の課題や案件を示してもらい、交通系の事業戦略の策定・サービス開発、街づくりを手がける大手ゼネコンの全社DX推進、自治体をクライアントとした地域通貨・ポイントビジネスの推進、など――、様々なテーマのプロジェクトに触れることで、視野を広げることができたと感じています。振り返るとどれも貴重な経験となりましたね。

「回り道」を
教えてくれた上司に
感謝の気持ちでいっぱい

そんな“回り道”ができた一番の要因は、信頼できる上司と常に話し合いの場を持てたからに他なりません。入社する段階から「鉄道・交通系のコンサルティング案件を手掛けたい」という希望は伝えていましたし、明確なゴールを設定したうえで“この先、必要になるであろうスキルを養う”という観点からプロジェクトにアサインしてもらいました。決して行き当たりばったりのキャリアではなかったですし、一旦は鉄道・交通系の案件を離れることとなっても、納得感は大きかったです。

今だから言えることでもあるのですが、入社当初の私は「自分がやりたいことだけに取り組みたい」といった気持ちがあり、そのことを正直に上司にも伝えていたんです。ですがそういった内容であっても、むやみにその意見を否定するのではなく、なぜそう考えるのかを聞いてくださったうえで、「なぜ今この案件の経験が必要となるのか」「将来にどうつながっていくのか」などを丁寧に伝えていただきました。だからこそ、納得感を持って業務に向き合うことができましたし、振り返ってみると、様々な経験をしたからこそ、コンサルタントとしてのやりがいや面白さも感じることができたと考えています。

面倒見の良さと
経験の多さによって、
早く成長できる

今、この記事をお読みになっている方が抱くコンサルティングファームのイメージはそれぞれ異なるかと思いますが、先に触れたエピソードからもわかるように、日立コンサルティングには“部下や後輩の面倒を見てくれる”風土があります。ここは入社当初から今に至るまで、全く変わらない印象ですね。

一方、キャリアを重ねたからこそ新たに気づけた部分もあります。それは、想像以上に日立グループの一員であることによるスケールの大きさを肌で感じる場面が多いことです。このスケールが大きくクリエイティブ要素の強い業務を“少数体制で行っている点”も日立コンサルティングの特徴として紹介したいポイントです。少数精鋭だからこそ、様々な役割を担うことができたり、早い段階から責任ある役割を担ったりすることができ、結果としてスピーディーに多くの経験を積めるため成長スピードも早いという点は、日立コンサルティングならではだと考えています。

効率的に働き、
常にクライアントの
半歩先を歩いていく

入社8年目を迎え、改めて思うコンサルタントに最も大切なこと。それは「クライアントの半歩先を歩く」という言葉に集約されると思います。クライアントの要望に応じてリアクションを取るのは当たり前として、半歩先のアクションをかけていく。“半歩”というのがポイントで、これが1歩、2歩と進んでしまうと、クライアントが思う方向性とのギャップが生まれてしまったり、上から目線になってしまったり、専門性や定型的なフレームの披露だけで終わってしまいます。だからこそ、伴走できる距離感として、半歩先を大事にしています。

また働き方においても、「どうすればプロジェクトを成功させ、社会貢献にもつなげていけるだろうか」という視座を持てるようになったことも大きいです。目的が明確になれば、到達するための最短距離も見えていきます。こんな思考に至ったのも、様々なテーマの案件に挑み、人を束ねる立場で試行錯誤をさせてもらえたからだと思いますね。ここまで成長させてくれた上司や先輩、日立コンサルティングという会社への感謝の気持ちは大きいです。

私のキャリアビジョン

今、私の中で目標となっているのが「マネージャーに昇格する」ということです。マネージャーになれば、仕事へのスタンスも働き方も“見える景色”も変わると思っています。鉄道や交通系のプロジェクトに携わり続けたい、という気持ちはもちろんあるのですが、世の中に様々な新しい技術が生まれる中で、どう戦略を考えて、どのように社会インフラに落とし込んでいくか、考えることができるのも“日立コンサルティングのコンサルタント”だからこそと言えます。未来を限定せずに、可能性を広げたいです。

私自身は、仮にもう一度、就活の頃に戻ったとしても日立コンサルティングを就職先に選びます。そう言えるくらいキャリアの満足度としても満点に近いものがありますし、敢えて自己評価を90点として、この先10点を補いたいという気持ちもあります。

皆さんにも、会社や仕事に前向きに取り組んでほしいですし、好奇心や人に伝えるチカラを大事に、そして個性を発揮して働いてもらえたらなと思います。

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