生活者のウェルビーイング向上をめざし、
ソーシャル・インパクト創出とビジネスの成長を支援
温暖化の進行、過剰生産に伴う廃棄物の増加など、地球規模の問題が深刻化しています。私たちの身近でも、働き方や価値観の多様化などが顕著になり、新たな課題が浮き彫りになっています。これまで効率や利益、売り上げなどの経済指標を優先してきた事業者にとって、今求められているのは、プラネタリーバウンダリーへの取り組みとウェルビーイングの実現の両輪で、社会を変革へと導くような“ソーシャル・インパクト(社会影響力)”を備えた新事業の開発ではないでしょうか。
日立コンサルティングでは、多くのお客さまが、ビジネスを通して持続可能な社会へ貢献できるような新事業の開発から事業化までを支援してきました。この実績とノウハウを生かし、生活者のウェルビーイング向上に向けてソーシャル・インパクトとビジネス・インパクトの両方を創出するような新事業の開発を支援します。
ウェルビーイングを構成する数ある要素や国際的な幸福度指標、そして当社のノウハウを活用し、お客さまの事業がフォーカスすべきウェルビーイングの領域とその達成指標を策定・特定します。
インパクト創出に向けて、お客さまが有するインプット(リソース)やアウトプット(事業内容)の関係性などを論理的に整理し、可視化するロジックモデルの構築を、デザインシンキングなどの手法を用いて支援します。
めざすアウトカム(変化)とインパクト(効果)創出に向けた事業や組織のアクションをロジックモデルを用いて検討。ソーシャル・インパクト創出と事業の成長の両立を支援します。
生活者のウェルビーイング向上に向けたソーシャル・インパクトを発揮するお客さまの事業企画からアクションの策定までの推進プロセス例を示します。
お客さまの要望に合わせ、柔軟に支援方法を構築していきます。
文部科学省では、ロジックモデルを以下のように定義しています。
「施策の論理的な構造」を明らかにし、その質や内容を評価する手法であるが、この「施策の論理的な構造」のこと
出典:ロジックモデルについて(文部科学省)
新たな事業が、インパクトを創出するまでの論理的な因果関係を可視化することで、達成目標はもちろん、自社の持つリソースやクリアすべき課題なども導出することができます。当社はロジックモデルの検討・作成を、お客さまや関係パートナーを含めたワークショップ形式で行うことを推奨しています。
介護予防 (官民連携事業) |
介護予防のPFS事業実施を通した要介護認定率/介護費などへのインパクト(介護予防コストの削減額)を設定し、持続的なビジネスモデル(EBPM)を推進
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地方創生 (観光) |
デジタルを活用した観光施策を通した地域活性化のインパクト(観光客の増加数と、これに伴う自治体の財政への影響額)を設定 |