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Career
Conversation

先輩×後輩対談 #01

写真:城戸 遥
写真:八重樫 理彩

しっかりメリハリを持てる関係性だから、
オンでは「上司・部下」、
オフでは「姉妹」に――。

先輩

城戸 遥HARUKA KIDO イノベーション&ストラテジードメイン
イノベーション&ストラテジーディビジョン(ISD)
マネージャー

大学を卒業後、国内大手メーカーに新卒で入社し、調達物流部門にてサプライチェーンマネジメント(SCM)領域に従事し、調達・在庫・製造現場を横断しながら業務全体の最適化を推進。経験を積む中で次のキャリアステップを考えるようになり、日立コンサルティングで働く知人からさまざまな魅力を聞いたことをきっかけに当社へ転職。以降、多様なプロジェクトに参画し、現在はマネージャーとしてプロジェクトの舵取りと同時に、後進の育成にも携わっている。

後輩

八重樫 理彩RIKA YAEGASHI イノベーション&ストラテジードメイン
イノベーション&ストラテジーディビジョン(ISD)
アナリスト

大学を卒業後、大手証券会社にて法人・個人顧客を対象に金融商品提案および資産運用支援に従事。個別商品の枠を超え、より課題の本質に踏み込みながら戦略的に価値を創出することを志向し、日立コンサルティングに転職。入社後は城戸マネージャーと同じプロジェクトに参画。

パーソナルを知った後、
プロジェクトの
上司と部下に

城戸
八重樫さんの第一印象は、素直で真面目だなというものでした。どこか天然な要素もありつつ、それ以上に誠実さを感じたのを覚えています。
八重樫
そういった印象を持っていらっしゃったのですね。私が最初に城戸さんに抱いた印象は、とてもフレンドリーで話しやすく、ユーモアのある方だというものでした。実は私たちが所属するイノベーション&ストラテジーディビジョンの中でも、「特に仕事のできる方」だと事前に伺っていたため、少し身構えていた部分もありましたが、実際にお話ししてみると想像以上にフランクに接してくださり驚きました。
城戸
私たちは若手の成長を支援するためのプロジェクト外での取り組みの中で出会ったため、当初は直接仕事をご一緒する関係ではありませんでした。そのぶん、業務の話だけでなく、価値観や考え方といったパーソナルな部分に触れる機会が多かったのかもしれません。その後、同じプロジェクトに配置され、文字通りの上司・部下の関係性となりましたが、あらかじめ人となりを理解したうえで業務に取り組めたことで、非常にスムーズに連携することができました。
八重樫
プロジェクトを共にする中で、具体的な業務ノウハウや仕事の進め方について、多くのことを教えていただきました。特に相談や質問をする際には、事前に自分なりに論点を整理することの大切さを学びました。
城戸
プロジェクトでは、答えをそのまま渡すというよりも、一緒に整理しながら考えていくことを大切にしています。そうしたやり取りを通じて、少しずつ自分の考え方を言語化できるようになっていけばいいと思っています。
八重樫
当時は資料作成一つにしても、「何が求められているのか」をなかなか理解できず、試行錯誤の連続でした。しかし、そうした中でも具体的なアドバイスをいただきながら伴走する形でサポートしてもらえたことで、少しずつではありますが前に進めている実感を持てるようになりました。

作業者で終わって
ほしくないから、
「答え」はすぐ言わない

城戸
当時は対面とリモートをうまく使い分けながら、頻繁にコミュニケーションを取っていましたよね。
八重樫
城戸さんの懐の広さもあり、特にコミュニケーションをとる機会は多かったのですが、それは私たち二人が特別ということではなく、会社全体としても「人とつながりやすい」環境が整っているということも言えると思います。
城戸
確かにそうですね。「最大の価値をどう生み出すか」という共通認識がチーム全体にあるからこそ、コミュニケーションの取り方・業務効率・ワークライフバランスといった観点を踏まえながら、働き方を柔軟に選択するということができていると思います。それが結果として、真の働きやすさに繋がっている気がします。
たとえば、方針の認識合わせや重要な議論を行いたいときは出社して集中的に話し合い、個人作業に集中したいときはリモートを選択する、といった使い分けをしていましたよね。リモートの場合でも、Web会議ツールでつなぎ、資料を共有しながら議論を進めることで、その時々に応じた“最適”を一緒につくりながらプロジェクトを推進できる環境だと感じています。
八重樫
私は以前コミュニケーションの重要性を強く実感した出来事がありました。それは城戸さんと一緒に参画したプロジェクトにおいて、私が城戸さんから指示を受け担当するはずだった業務を、期限内に完成することができず、結果として巻き取っていただいたときのことです。城戸さんがあっという間に仕上げてくださったおかげで、お客さまにご迷惑をおかけすることなくプロジェクトを進めることができました。そのときに城戸さんは私を責めることなく、納期から逆算して作業を進めることや途中経過を示しつつ未完成の段階でも確認を取り、齟齬が生じないようにコミュニケーションを図ることの重要性を教えてくださいました。
城戸
八重樫さんに「成長してほしい」という思いがあったからこそ、あえて最初から答えは言いませんでした。おそらく事前に納期を逆算して、この時期に一度経過を見せて、と言えば八重樫さんは上手にやってくれたと思います。ですが、それではただの「作業者」になってしまう。質問の仕方や業務の進め方も、きちんと体験することが理解の近道ですし、それをサポートするのが育成する側の役割だと思っています。

上司・部下でも、
仕事を離れると
「姉妹」のような関係に

城戸
一旦仕事という枠組みを外れると、オンオフを切り替えて一緒に飲みに行くこともありますし、一緒にライブに行ったり、映画を観に行ったりしたこともありました。
八重樫
某ヒット映画は二人で4回も観に行きましたよね。上司・先輩という立場でありながら、リラックスして親しい距離感で接していただけることが、とても嬉しいです。
城戸
私たちの関係性は少し近いほうかもしれませんが、同僚を過度に競争相手として捉える風土とは異なる環境だからこそ生まれたものだと感じています。業務ではプロフェッショナルとしてしっかり向き合いながらも、オフまで仕事上の関係性を引きずることはありません。また、人を育てることを前提とした文化が根付いている点も、日立コンサルティングの特徴の一つだと思います。
八重樫
城戸さんが状況に応じて上手にメリハリをつけ、適切な距離感で接してくださっているので、とてもありがたく感じています。また私たちだけでなく、同期や部門のメンバーとの交流も自然と多くなっていますね。たとえば、野球やゴルフといったスポーツを通じた横断的な活動があったり、役職や部門等を超えて女子会を開くこともあります。一方で、こうしたイベントへの参加が強制されることは一切なく、あくまで自由参加である点も心地よいと感じています。
城戸
その距離感もいいなと感じます。
八重樫
無理をすることなく、誰かとつながりたいと思ったときに、自然につながれる環境があるのがいいですよね。
城戸
それ、すごくいい言葉ですね!まさにそんな感じがします。イノベーション&ストラテジーディビジョンの特徴として、日々の業務でも気軽に相談や情報交換ができていると実感しています。
八重樫
私は前職において、特定商材の提案に特化した営業職としてのキャリアを積んできました。個人の成果を強く意識する環境の中で、高い緊張感を保ちながら業務に向き合う日々を過ごしていましたが、その経験を通じて、成果に対する責任感や自己管理の重要性を学びました。このようなバックグラウンドを経て当社に転職しましたが、入社後、仕事に対する価値観が大きく変化したと感じます。現在は個人のパフォーマンスにとどまらず、「チームとしてどのような価値を生み出せるか」という視点で仕事に向き合うようになりました。
ですが、チームで仕事をするからといって責任が分散されることはありません。むしろ一人ひとりが高い当事者意識を持って業務に取り組んでいる点が印象的です。また、同期同士の間でも、業務に役立つ書籍や知見を積極的に共有するなど、互いの成長を自然に後押しする文化が根付いていると感じています。
城戸
良いつながりが作られていますね。

憧れの上司に追いつくべく、
自分事として捉えて
トライをし続ける

城戸
私たちが手がけるプロジェクトは難易度の高いものが多く、クライアントの重要な意思決定に関わる場面も少なくありません。だからこそ、プレッシャーを強調するというより、「どうすれば最も価値のある選択肢を提示できるか」を常に考えながら仕事に向き合っています。その積み重ねが、結果的に自分自身の成長にもつながっていると感じています。
八重樫
今のお話を聞いても「城戸さんはすごい方だな」と感じます。私自身は、といえば、まず目の前の課題一つひとつに丁寧に向き合い、最終的には自走できる存在になれることを目標としています。現在は自分なりに仮説を立ててアウトプットを示し、レビューをいただきながらブラッシュアップを重ね、成果物として完成させていくプロセスを踏んでいます。今後はこの流れをさらに進化させ、より「自分起点」で仕事を推進できるようになることをめざしています。
城戸
八重樫さんの良いところは、状況を自分事として捉え、どう改善すべきかを考えながら行動に移せる点だと思っています。実際に言葉だけで終わらせず、必ず次のアクションにつなげているところは信頼できます。もちろん、足りない部分があればチームや上長がフォローしながら進めていきますが、その前提のもとで一緒に成長していける、非常に前向きな後輩です。
八重樫
そのように評価していただけて、大変励みになります。まだ試行錯誤の段階ではありますが、状況を自分事として捉え、どのように改善できるかを考えながら行動する姿勢は、今後も大切にしていきたいと考えています。
城戸
周囲から自然と学びを引き出せることも、一つの大切な力だと思います。私自身は、これまでのキャリアの中で「教わる」よりも自分で考えて進む場面が多かったのですが、八重樫さんを見ていると、その姿勢がとても素敵だと感じます。また、教える立場になったことで、自分自身も多くの気づきや学びを得ています。
八重樫
学んだことを今後さらに活かしていきたいと考えています。城戸さんはいつも謙遜されますし、私が言うのもおこがましいのですが、教え方もとても上手だと感じています。たとえば、ある事案について説明していただいた際には、先日一緒に観に行った映画のキャラクターに置き換えて解説してくださるなど、遊びゴコロも交えながらも要点をしっかり押さえて伝えてくださいます。そうした工夫のおかげで、理解が深まる場面が多くあります。
城戸
ちょうど二人で映画を観に行った直後だったので、イメージを共有しやすく、説明もしやすかったのかもしれないですね。
八重樫
そういった発想で説明してくださる点は、純粋にすごいと感じますし、私自身も内容がすっと理解しやすく、長く記憶に残るため、本当にありがたいと感じています。また、城戸さんの物事の見立ては常に何歩も先を見据えており、タスクについても逆算して考えられており、その視座の高さには尊敬しかありません。自分にとっても、めざしたい一つの理想像です。
城戸
これだけ褒めてもらうと、なんだか照れくさいですね。

教わることはもちろん、
教えることも
自己成長への一歩

八重樫
中長期の視点でキャリアを考えたとき、自分ならではの武器を明確にしていきたいと考えています。金融領域については前職での経験もあり一定の知見があるため、それをベースに、より実践的かつ実行力の高い提案ができるよう経験を積むことで、自分の強みとして磨いていきたいと思っています。
城戸
私たちの部門は、事業の川上から川下まで幅広く関わるため、特定の分野だけを見る仕事ではありません。そのぶん、全体を俯瞰しながら課題を捉え、どこに働きかけるべきかを考えられる点に面白さがあります。そのうえで、自分なりの強みや視点を一つ持っていると、業務を前に進める際の大きな軸になると感じています。
八重樫
そうですね。武器を持つことは、自信をもって意思決定するための土台にもなると考えています。前職では、自身の課題や不足点に意識が向きがちでしたが、日立コンサルティングに入社し、城戸さんから多くの学びを得る中で、「成長余地がある」という捉え方に変わりました。現在は、失敗を恐れずアクションを起こし、その結果を次の改善につなげるサイクルを回していくことで、着実に自分の強みを磨いていきたいと考えています。
城戸
私自身、今後のキャリアについては一つの形に決めているわけではなく、さまざまな可能性を持ちながら歩んでいきたいと考えています。その中で、八重樫さんと出会い「教える立場」を経験できたことは、自分の考えや判断を言語化し、整理する貴重な機会になりました。これから入社される方にも、仕事を通じた出会いや経験を自身の成長につなげていける環境だと思います。

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