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ELSIコンサルティング

DXの推進や新技術を活用した事業開発における
倫理的・法的・社会的課題への対応を支援

ELSIコンサルティング

DXの推進や新技術の適用は、事業の可能性を大きく広げる一方、AIや個人データなどの活用の仕方によっては社会的信頼を失墜するなどの重大なリスクもはらんでいます。このリスクを適切に制御し、DXに真の価値を発揮させたり、新技術を適用したりするためには、今後、ELSIへの対応が不可欠となるでしょう。ELSIは「Ethical, Legal and Social Issues/Implications」の略で、技術の研究開発・社会実装に伴って生じる、倫理的・法的・社会的課題/影響を指します。つまりDXの推進や新技術の適用によって開発したサービスや新事業が社会に受け入れられるようにするための対応を整理するうえで、ELSIは重要なフレームワークなのです。
日立コンサルティングは、多くの事業開発においてAI倫理や個人情報保護などの観点を取り入れ、早くから企業のELSI対応を産学連携で支援してきました。これらの実績を基に、「法制度対応」「新技術のリスクへの対応」「ガバナンスの仕組みの構築・定着」「ソーシャルエンゲージメントデザイン」をコンサルティングメニューとして確立。新事業開発はもちろん、事業活動を支える組織基盤にもELSIを浸透させることで、企業全体の変革に貢献していきます。

SDGs、ESGを実現する
プロセス、考え方の組織
への定着化を支援

ELSIは、SDGs、ESGなどとも近い概念ですが、アウトカムという目標から逆引きでアプローチするものではなく、プロセスそのものをデザインするものです。本サービスではこのデザイン手法も支援。SDGs、ESGなども含めて組織への定着化に貢献します。

SDGs、ESGを実現するプロセス、考え方の組織への定着化を支援のイメージ図

ガバナンスの在り方
そのものの
リデザインを支援

ELSIは、これまでのコンプライアンス対応という概念ではなく、DX時代の複雑な社会への対応や組織適用を、倫理、社会という視点も加えてリデザインする取り組みです。本サービスはELSIの適用範囲を広くカバー。組織のガバナンスのリデザインを支援します。

ガバナンスの在り方そのもののリデザインを支援のイメージ図

ステークホルダーとの
関係性を重視した
分析・手法などを提案

従来のガバナンスモデルとは異なり、企業と社会との関係性強化、新技術・サービスに対する社会受容性の向上に貢献すべく、ステークホルダーの分析等、ソーシャルエンゲージメントデザインの手法なども提案します。

ステークホルダーとの関係性を重視した分析・手法などを提案のイメージ図

こんなお客さまにお勧めします

  • 生成AIやWeb3などを事業や業務に適用したいが、どのようなリスクが発生するか予想できない。
  • グローバルなサービス提供をもくろんでいるが、国内外の法制度への対応範囲が判断できない。
  • ビジネスの可能性を広げるためパーソナルデータの活用を考えたいので、リスクに対応するための制度・体制の構築、人財の育成などを行い、組織全体にガバナンス機能を定着させたい。
  • 新しい技術やサービスに対する社会受容性を向上させるため、検討段階で社会との関係性を強化したい。
  • SDGs、ESG投資などを意識してDXを推進したいが、連携方法などに課題を抱えている。

コンサルティングメニュー

ELSIへの組織的な対応から、これから対応が必要な部分への適用まで、お客さまの状況・要望に合わせて柔軟に支援できるよう、包括的なメニューを用意しています。

コンサルティングメニューのイメージ図

ご支援事例

ご支援事例
業種 対応範囲 概要
鉄道事業者
  • 法制度対応
  • ガバナンスの仕組みの構築・定着
  • パーソナルデータを活用したインフラ運営、新サービス提供などについてリスク対応を図るとともに、法制度対応、プライバシーガバナンスの構築を支援。
某市
  • ソーシャルエンゲージメントデザイン
  • 某市のスマートシティ推進の一環として、AIを活用した健康増進などに関するリビングラボに参画。
素材メーカー
  • 新技術のリスクへの対応
  • ガバナンスの仕組みの構築・定着
  • AIを導入するためのリスク対応について整理し、組織的な対応を図るためのAIガバナンスの仕組みの整備を支援。
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