DX/IT推進に必要な組織の成熟度評価と
評価に基づく改革方針の提言により
全社DXをけん引する部門を支援
グローバルでの事業変化即応や競争力強化に向けて、デジタルを活用した業務改革、新規ビジネス創出の実現が求められています。しかし、組織やシステムごとにデータや制度がバラバラで、全社を横断したDX推進ができないことが大きな課題となっています。例えば、「各業務部門ごとに類似する既存ITシステムが乱立し、データ収集が困難になっている」「部門ごとにDXを推進しており、ナレッジやスキルが共有できていない」「既存IT運用が負担で、DXに十分リソースを割けない」といったことが見受けられます。こういった課題を乗り越えるためには、DXとITの両輪で全社横断での推進をリードする役割を担う「DX/IT部門」の改革が必要です。
日立コンサルティングでは、「自社のDX/IT部門の現状が把握できない」「強みと弱みを判断できない」といった課題をお持ちのお客さまに、「DX/IT部門 成熟度クイックアセスメントサービス」を提供します。本サービスでは、①業務の成熟度、②DX/ITアーキテクチャーの両面から貴社DX/IT部門の現状を評価し、強み・弱みを明確化。今後の組織改革の方針(注力領域や取り組むべきテーマなど)を提言します。これを約1か月で完結させることで、効果的・効率的なDX推進につなげます。
DX/IT部門が全社DXをけん引するために必要な、DX向けのリソースと既存ITのモダナイゼーションの両輪から評価します。「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」といったリソースは、業務の成熟度が上がれば良くなる仮定とし、体系的な観点から、ルール・ガバナンスの有無も含めて評価します。また既存ITのモダナイゼーションに向けて、重要となるITアーキテクチャーの最適化も併せて評価します。
COBIT、DX推進指標、CMMI※などを参考に、重要なポイントを押さえた定義項目に絞り、効率的ながら抜け漏れのないアセスメントを実施します。アセスメント後、その結果を基に、組織改革方針への提言を実施。日立グループをはじめ、各社のDX/IT部門を長期的に支援している当社のスキルやナレッジを活用し、具体的かつ実現性の高い方針・施策を提言します。
提言から導き出したテーマは、施策として現場に導入し、運用まで定着化させることが必要です。当社では、DX/IT部門がけん引役となり、全社へとDX推進が浸透・定着していくよう、さまざまなサービスを整備。アセスメントの結果を徹底活用するとともに、これらのサービスの提供で、貴社のDX推進を定着化まで支援します。
代表的な標準フレームワークやガイドライン(COBIT、DX推進指標、CMMIなど)と、日立グループを中心に培ったコンサルティング実績を基に、Step1〜3までを4週間程度で実施します。
本サービスは、当社が展開する「DX/IT改革支援コンサルティング」の一部です。本サービスで検討した解決テーマの実行から定着化までを支援する各種関連サービスを取りそろえていますので、お問い合わせください。