ESG経営の早期立ち上げと
持続的な企業価値向上を
アジャイル方式と実績あるテクノロジー施策の活用で支援
温暖化に起因する環境問題、ダイバーシティへの配慮やサプライチェーン上での人権配慮といった社会課題への関心の高まりを背景に、環境(Environment)・社会(Social)・企業統治(Governance)に配慮した経営を行う企業への投資「ESG投資」が拡大しています。その投資額が世界で35兆ドルを超えた※ことからも、ESGに対する企業経営の在り方が、株価形成に大きな影響を与えることは明白です。企業が成長し続けていくためには、今こそESGに関する自社のマテリアリティを明確化し、ステークホルダーが求める情報を適切に外部へ開示することが急務となっています。
日立コンサルティングが提供するESG経営支援コンサルティングサービスでは、ESG経営の戦略・目標策定から、ESG関連データの収集・可視化、収集した情報をモニタリングしながら現場改善に生かすための仕組みづくりまでをアジャイル方式で支援。ESG経営の早期強化を通した企業価値向上に貢献します。
※2021年7月、世界持続的投資連合(GSIA:Global Sustainable Investment Alliance)の発表による
企業価値向上に貢献してきた豊富な実績を生かし、環境・社会・企業統治の各領域における貴社にとってのマテリアリティの明確化と競合差別化、ESG推進体制の構築を支援。現状を分析し、省エネ法や温対法、CSRDといった法規、SASBやGRIなどが定めた開示基準を踏まえ、ESG経営のための具体的かつ戦略的な目標を策定します。
省エネ法:エネルギーの使用の合理化等に関する法律
温対法:地球温暖化対策の推進に関する法律
CSRD:The Central Securities Depositories Regulation(証券集中保管機関規則)
SASB:Sustainability Accounting Standards Board(米国サステナビリティ会計基準審議会)
GRI:Global Reporting Initiative
対象領域が多岐にわたるESG情報を、全社・全領域で足並みをそろえて開示しようとすると、膨大なコストと時間がかかります。そこで、貴社の現状とマテリアリティを基に開示情報の優先度を決め、アジャイル方式でデータ収集や可視化を迅速に推進。拡張性・柔軟性に優れた日立の「ESGマネジメントサポートサービス」などを活用し、継続的なESG経営の実現に貢献します。
目標策定からESG関連データの収集・情報開示といったフローの整流化は、ESG経営実現の第一歩にすぎません。ESG経営を企業価値向上につなげるためには、環境分野におけるサーキュラーエコノミー、社会・ガバナンス分野におけるレジリエンスの高い組織などの実現が重要です。私たちは強みであるテクノロジーへの知見を最大限活用し、具体的な改善施策の立案・実行を支援。企業価値向上に向けて、お客さまと伴走します。
ESG経営は、続けていくことで次の有効施策へとつながります。戦略・目標策定から改善施策の立案・実行までを並走し、貴社内で施策と、改善プロセスのサイクルが定着するまで、ご支援します(ESG経営戦略・目標策定ご支援で通常数か月〜)。
サステナビリティを軸にした事業戦略の策定支援はもちろん、サステナビリティの視点を織り込んだ新規ビジネス導出、業務のリデザインやデータアナリティクス、ワークスタイル変革など、あらゆる角度から企業のサステナビリティトランスフォーメーションの推進を支援します。
私たちの強みである豊富なITやテクノロジーに対する知見、UXを意識した独自のサービスデザイン手法、日立グループの持つ本領域におけるノウハウやテクノロジーを存分に活用していきます。
ELSI:Ethical, Legal and Social Issues